リンゴの在庫が少なくなってきました。この調子ですと雪解けより早くなくなるかもしれません。年明けより再開していた直売所もあと一週間ほどで店じまいとなりそうです。
雪解け状況の比較
昨年に引き続き過去11年間の雪解け状況を載せてみました。3月15日前後の果樹園です。
まずは2000年から2008年
続いて昨年の状況
最後に今年の写真です。
園地は離れた第2圃場ですが、全体的にこんなもんでしょう。積雪は15cm程度。寒暖の差が激しく、減りそうでなかなか減りません。
作柄は雪解けの遅い方が良い傾向にあるようです。
雪の無い2002年と2004年と2008年は悪かったですね。2002年と2008年は大霜害、2004年は霜はなかったが、例の台風18号にやられた年です。
雪解け進む
3月に入ってからは平年並みの気温でしょうか、雪も徐々に減っております。写真は第2圃場のリンゴ園。陸橋撤が無くなり、圃場ぎりぎりに迂回路が出来たため、その粉じんで道路際は特に雪解けが早いです。平均するとまだ30cm近くはあると思いますが、もう時間の問題。
冷え込み厳しかった2月
今月は平年並に戻ってきましたが、2月は寒かった印象が強いです。実際の気温はどう推移したのか、先月に続き、3年間比較の気温グラフを載せてみます。
当地域ではマイナス15℃以下の気温は滅多にないのですが、今年の2月前半の冷え込みは驚異的です。今までに経験のないくらい長期間の低温にさらされ、花芽の凍害を心配しております。
厳しい冷え込み続く
前回の更新からずーっと最高気温が零度以下、真冬日が続いておりました。本日どうにかプラスになりましたが、冷凍庫のような毎日です。園地の積雪は30cm程度ですが、表面は凍り付いたような状態で減る気配がありません。畑には出ているのですが時間が短いためでしょう、調べてみると昨年より一週間程度遅れておりました。寒いので仕方ないです。
せん定園地がだんだん家から遠ざかっているので、軽トラで通っています。能率を考えてのことですが、これも作業時間が短くなる原因かもしれません。
枝片付けと切り口の保護
リンゴのせん定作業始めて3週間(作業時間はは70時間程度ですが)。 厳しい寒さもあり、雨もあったりでこの時期はスローペースですが、ようやく調子が出てきました。スムーズに鋸が入ります。
私のせん定した後、従業員のY君(写真)は切り落とした枝を集め、大きめの切り口に保護剤を塗布しています。
トップジンMペーストという薬剤です。面倒な作業ですが、カルス形成が良好になりますね。
冬期間は仕事の少ない時期ですので、私のせん定が進まないと、彼の作業が途切れてしまいます。なかなか大変です。
1月の気温
やたらと寒かった印象がある1月ですが、雨が降るなど暖かい日もありました。実際の値はどうなのかなと思い、園地の測定データをグラフにして載せてみました。
まずは最高気温、3年間の比較です。
次に最低気温のグラフ。
感じたとおり今年は気温の較差が大きいです。17日のマイナス18.3℃という極端な値が目立ちますが、2008年よりは暖かいです。積雪量によってもイメージは変わりますが、温度としては平年並みなのでしょうか。
跨線橋(陸橋)ほぼ無くなる
国道453号線・果樹園前の陸橋がほぼ無くなりました。完全復旧までにはまだまだ時間がかかり、しばらくは一方通行の迂回路のままですが、今までと風景が違います。広々とした印象です。今まで陸橋の下にあった当園の第2圃場も存在感が増したように感じます。
せん定講習会(壮瞥町果樹組合)
先週1月21日のことですが、壮瞥町果樹組合のせん定講習会が開催されました。弘前より相馬司幸氏を講師にお迎えして、今年で5年目になります。 Continue reading
せん定作業本格化
厳しい冷え込みが続いておりますが、果樹園ではせん定作業が本格化しつつあります。
今週半ばにリンゴせん定講習会がありますので、”予習”をかねて今年もリンゴからスタート。その後サクランボ、プルーンへと移ろうと考えています。リンゴ園は補助事業利用による園地の若返りが進んでおりますので、いつもより早く終わる見込みです。
園地の積雪は約50cm。この時期としては多いと思いましたが、調べてみると昨年と同じ。
また先週より従業員のY君も冬休みを終え、ブドウの枝片付けを再開。同時にせん定後の切り口に保護材を塗布してもらっています。
作業が無くならないように?私のせん定もペースアップしないといけません。