実が見えてきました。この枝ではあまり果実が見えませんが、全体的に結実状況は良好だと思います。やはり霜害が無かったことが大きいです。当地域のサクランボは霜次第と言ったところでしょうか。あとは生育の遅れがどれだけ回復するかです。
場所によってはこんな褐色の実もあります。これは幼果菌核病という病気に罹ったもの。この被害果から病気が拡がることはないのですが、確実に実は減りますね。
それよりも心配なのは灰星病。今年は落花後低温で経過したので果実肥大が緩慢で、花びらの落ち方が悪いです。今もかなり残っている枯れた花びらが感染源になりやすいんです。