昨日の仁木町(北海道果樹協会主催)に続き、本日壮瞥町でも軽部賢一氏をお迎えしてのせん定講習会です。
1カ所目の園地は私の園地。軽部さんが手がけて4年目の「佐藤錦」と「紅秀峰」は、骨格はほぼ出来上がり、軽部流の仕上げの段階でしょうか。細部まで鋏が入り、結果枝がバランス良く配置されていきます。
せん定後の姿です。この樹は本当に良いサクランボが穫れるんです。
2カ所目は向かいの「コカワ観光果樹園」(写真)。
ここは昨年超密植園を間伐した軽部さん2年目の園地。樹形改造中ということと受粉環境があまり良くないと言うことで、軽部さん曰く”守りのせん定”です。一時的な処置だそうですが、形には拘らず、樹形を大きく乱さない限り結果枝を残していきます。応用技術が随所に見られ、軽部さんの技術の奥深さを感じました。これは使えます。
3カ所目は今年初めての園地、タカシナ観光果樹園。ここでは元気の良い紅秀峰の若木と佐藤錦、それから苗木。せん定の強さは中間くらいでしょうか。いずれもせん定後は樹が拡がって見えるから不思議です。
昨日から様々なパターンの樹を見ることが出来、勉強になりました。
この感覚が残っているうちにサクランボ園に入りたいと思います。リンゴは一時中断です。