昨年20年ぶりに手打ちの鋏を手に入れたのですが、この快適さは一度使うと元に戻れなくなりますね。使うほどに愛着が湧き、そして持つ喜びを感じます。
そしてまた別の鋏も試してみたくなります。
というわけで気になるモデルを手に入れました。花楯産業「天命」りんご協会オリジナルモデル。
web写真のイメージよりも小さく感じました。
シリアルナンバーM107。
半日使ってみましたが、切れ味は抜群。重さのバランス良く、戻る強さも私には丁度良いです。角度はもう少し曲がっていた方が好みですが、真っ直ぐな割には扱いやすいです。
佐々木刃物製はメインテナンスに出しましたので、戻ってきたら比較してみたいですが、切れ味は別として完成度はこちらの方が上でしょうか。
ついでにYouTubeに初挑戦。
”鳴く”と表現される音はカメラのマイクの感度でしょうか、実際とはちょっと違います。
片手で撮るのは難しかった。
リンク切れに備えて説明を載せておきます。
幻と言われる「独狐の鋏※1」をモデルに現代風剪定鋏に仕上げました。
※1 津軽型の剪定鋏で独創的な形と切れ味で一世風靡した銘剪定鋏です。 約25年前に製造が終了していますが、今でも使用している生産者がいます。 プレミアが付いていて20万円でも手に入らない逸品です。
切れ味抜群でキュッと鳴きながら、抵抗なく刃が枝に入っていくのが大きな特徴です。
また、手になじみやすく逃げにくい構造となっていて、 長時間使用しても手が疲れないのが好評を博している要因です。
全ての鋏に「シリアルナンバー」が刻印されており、世界に一つだけの鋏となります。
シリアルナンバーの左上辺りには、天命という刻印がされていますが、 天命の鋏をベースに作られた鋏であるという意味で、全く同じ鋏ではございません。
本会オリジナル商品の為、本会以外では手にすることの出来ない剪定鋏となっております。 是非この機会に一度お試し下さい。(※類似品にご注意下さい)
仕様
* 大きさ:全長190mm、刃長50mm、質量240g
* 材質:鋼
* 化粧箱入