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2004防除記録はこちら

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2005年

4/18 園地更新
生産性の落ちた園地や品種は毎年少しずつ更新しています。リンゴ(わい化栽培)の場合は15年を越えるとより労力がかかるようになりますので、面積と労働力の関係から早めの更新を心がけています。

切るのは簡単ですが、その後大枝かたづけ、抜根、整地、支柱抜きなどせん定する以上に時間がかかります。

4/1 せん定開始
 昨年に比べて1週間以上遅いスタートですが、園地の風景は同じに見えます。昨年の台風による塩害の影響が気になりますが、今のところ枝には顕著な症状は見られません。
 今年は大幅な園地更新を予定していますので、植え替え作業に時間がかかりそうです。

2004年(台風18号)

10/23 季節はずれの開花

041023台風18号の潮風で落葉した樹の一部で花が咲いています。詳しいメカニズムはよくわかりませんが、来年の芽が動いてしまうのは樹にとって良いことではありません。葉が少なくなってしまったリンゴはどの品種も着色も鈍く、味も薄味。果肉も柔らかく感じます。

(写真の品種:王林)

9/30 リンゴ狩り

040930  久しぶりに撮ることが出来ました。大阪東寝屋川高校の生徒さん、修学旅行での入園です。

 下の写真とほぼ同じ場所で背景は「さんさ」の樹、手に持っているリンゴは「さんさ」と「つがる」です。台風の被害はありましたが、お陰様で通常通りくだもの狩りが出来ています。

明日から10月、こんな光景が見られるのもあと1ヶ月ですね。

9/8 台風18号

040908今年2度目の台風被害です。とうとう落ちました。まだ収穫できる状態ではなかったため、猛烈な風の中、だだ落ちるのを見ているしかありませんでした。

落果は収穫が近い「さんさ」で7割以上、「つがる」で4割、「ふじ」など晩生種では2割位、平均すると3割程度ではないかと予想しています。

風で落ちるのは果樹栽培の宿命みたいなもの、まだ樹が残っているだけ幸いです。

040908 台風18号はいつもと違い南西の風でした。この風は相当塩分を含んでいるようで、風当たりの強い場所ではこのように葉が褐変し始めています。塩害です。今年の果実への影響ばかりでなく、来年以降の生育にも影響あるかもしれません。

また残っているリンゴにも沢山の擦り傷が見られます。収穫してみないとわかりませんが、”普通”のリンゴは激減しそうです。

8/23 徒長枝切り

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太い幹の背面や切り口には勢いの良い新梢が多数発生します(徒長枝)。元気の良い樹ほど発生量が多く枝も太く長くなります。放置すると果実に日陰を作り、薬剤もかかりにくくなりますので、適度に切り落とします。

←品種:つがる(台木:マルバ)

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徒長枝の葉から果実に回る養分は少なく、無駄な枝ではありますが、樹勢維持、日焼け防止などの役割もありますので適当に残しながら作業を進めています。

←切り落とした後はこんな感じです。

7/7 摘果1回目終了

040707 ようやく1回目の摘果が終了しました。毎年イチゴ狩りの始まる頃、叔父達が泊まりがけで手伝いに来てくれます。パートのおばさん達と合流し一気に作業が進みます。

 今年は摘果剤の効きが良く、(一部品種では落ちすぎましたが)いつもより速いスピードで作業が進みました。

サクランボが一段落した後、家族でもう一回りし仕上げます。

6/8 摘果作業本格化

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 6月、りんご園の仕事は摘果作業です。はさみを使い沢山の果実の中から良い形質のものだけを残していきます。園地を一回りすのに1ヶ月位かかります。

040608 補助的に薬剤を利用することもあります。花時期に使うのが「石灰硫黄合剤」。幼果期に使うのが殺虫剤の「ミクロデナポン」。リンゴは真ん中の「中心花」が先に咲き、その回りの「側花」が数日遅れて咲きます。いずれもこの僅かな生育差を利用し、小さな果実を落とします。

左の写真は満開期に石灰硫黄合剤100倍を散布し、中心果のみになった「つがる」です。適期が限られており、天候にも左右されますので、全体がこのように上手くいくことはありませんが、栽培面積が広い場合は欠かせない技術です。

5/15 堆肥マルチ

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 堆肥は通常機械で散布しますが、苗木や幼木には手作業で根元に”マルチ”しています。(堆肥原料は牛糞、麦藁、バーク等) この日は気温が上がり、汗だくの作業。非常に疲れました。

5/5 施肥

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 圃場の大部分はトラクター( フ ゙ ロ ー ト ゙ キ ャ ス タ)で散布しましたが(5/2)、幼木や苗木は手で1本1本施します。昨年と同じ有機配合肥料で施肥量はN成分で4〜7キロです。(写真は母)

4/30 新植

040430新植ブドウのハウス掛けと同様、ゴールデンウイークは苗木植えの時期でもあります。今年は↓の写真の圃場に3列追加、りんご園が完成です。新しく植える場合、簡単な測量後、トラクターで穴を掘り、土改剤などを投入しながら植えていきます。支柱を立てた後、堆肥でマルチする予定です。

4/21 せん定終了

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 せん定作業の最後はちょっと離れた場所にある、今年定植4年目の育成園。昔は豆と水田を作っていた畑で、ここ数年はは緑肥を栽培しておりました。

 1列約180mと我が家では一番長い列の畑です。昨年までは脚立なしでどうにか作業できたのですが、今年は脚立の上り下りが多く、結構疲れました。

4/5  新しい試み

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今まで焼かれていた「せん定枝」や稲藁、豆殻など地域の資源を堆肥化し、圃場に還元、そこで穫れた農産物を地域で消費するという未利用資源循環利用の考えの基、町では堆肥センターを建設します。今回は炭素源として欠かせない「せん定枝」回収の試験が行われました。

3/22 せん定開始

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サクランボがほぼ終了し、いよいよリンゴのせん定開始です。まずは一番古い「わい化栽培」の園地。24年生の「つがる」は予定以上に樹が大型化し、フラン病も多発。悩みながらのせん定作業です。樹が古くなると園地を維持するのは大変です。

2003年

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11/30 暖冬

夏場の遅れを取り戻すかのように11月、12月暖かい日が続きました。一度冷えたリンゴは暖かくなると結露を起こし、濡れてしまいます。

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10/27 レッドゴールド収穫開始

冷夏の影響をもっとも受けたのはこの品種。小さいことが持ち味のレッドゴールドですが、今年は本当に小さかったです。収穫期も遅れ、皆様にご心配おかけましたが、蜜入りも良好で好評でした。

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10/12壮瞥町移住体験ツアー

詳しくはこちらをご覧ください

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農作業の様子

9/23 収穫期 (つがる)

夏らしい日がないまま、秋になってしました。リンゴの肥大も芳しくなく、熟期も遅れています。しかし果実品質は良好。しっかりした肉質です。

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8/29 カラス対策

カラスの大群はある日突然やって来ます。毎年色づきはじめるこの時期にカラス対策として糸を張ります。学習能力の高いカラスにはこの方法が一番効果があるようです。

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8/17 果実の様子(つがる)

目立った病害虫の被害もなく8月を向かえました。昨年に比べると本当にきれいな葉です。今年は低温の影響で平均すると今のところ平年比80%の大きさです。しかし昨年霜の被害に遭った園地は栄養状態が良いのかいつも通りの肥大状況です。

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6/17 摘果後の様子

一回目の摘果終了後のつがるです。今年は葉がとても元気よく感じられます。この後仕上げ、手直しと2回ほど摘果作業をおこないます。

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5/26 中心花満開(品種:つがる)

今のところ霜の被害は見られません。順調に生育しています。芽が出て、つぼみがふくらみ、花が咲く、こんな当たり前の姿がとても嬉しく感じられる今年の開花期です。

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5/5 施肥

施肥時期はだいたい4月と9月。有機質50%前後の配合肥料を10a当たり窒素成分で7〜10?s、トラクター(ブロードキャスター)で撒きます。

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今年の使用した肥料です。”ふりかけ”のようなにおいがします。

4/17 枝かたづけ

せん定で切り落とされた枝は一度通路に集めます。その後トラクターで運び出し、太い枝は薪に、小枝はまとめて焼いています。(リンゴ:フラン病対策) 将来的にはシュレッダーで砕き堆肥化したいのですが、いずれにしても大仕事です。

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